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すずめの戸締まりのmのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.9
東日本大震災とその傷はみみずや美しい廃墟の扉と絡めてポップにファンタジー消費できるようなフェーズにはまだないでしょう。避難所で暮らしている人が今もいる。当事者の心に向き合って覚悟を持って扱ったとはどうしても思えなかった。回る観覧車のドア閉め、すずめの衣装替え等の映画的な描写が上手すぎるがゆえにより辛かった。
新海作品は全部そうだが恋愛が一目惚れなのでそんな命かける…?と疑問。キャラの掘り下げは閉じ師の彼よりもダイジンにすべきだったんじゃないかなあ。彼を要石にするのがダメでダイジンなら良いのも…
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