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すずめの戸締まりのsatoのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
前の2作より明確で社会的なメッセージ性があって、少し毛色が異なるように感じられた作品。それから食べ物の作画がかなり向上してて、今までで一番旨そうだった。
旅の途中で神戸、東京、そして宮城を選んでる所やアラーム音、11年前の震災直後のようなシーンがあるから、人によっては嫌な記憶が思い起こされて辛い気分にはなるとは思った。
けれどこの物語の結末には、日常が壊された人達を悼む想いや、トラウマを抱えた人の未来を祝福する気持ちが読み取れて、新海監督なりのエールを伝えたかったんじゃないかと思う。
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