ヨウ

すずめの戸締まりのヨウのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.3
当たり前だったはずの生活
ある日それは突然崩れ去る
思いがけない天災によって
生きたくても生きられなかった人々の無念
その思いにどうか耳を傾けて
そしてその人たちの分まで生き永らえて
明けない夜はないのだ
いってらっしゃい
未来に向けた戸締まりを忘れずにね
失われた場所
確かにあった温もり
今一度見つめ直す傑作

「私はね、鈴芽の明日!」

震災経験者ってこともあってこれはなかなか刺さったな。最初から最後まで途切れることなく見入ってしまった。近年のアニメーション映画の中ではかなり上位の出来じゃないかな。荒唐無稽に振り切ってスピリチュアルな話を描いてるのも悪くない。まあ恋愛要素は正直よく分からなかったが(笑)。私たち人間同士が持つたしかな絆を新海氏は優しい眼差しで捉えてくれた。感動をありがとう。

芹澤のキャラ好きすぎる〜!!
ヨウ

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