ちゃにー

すずめの戸締まりのちゃにーのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0
新海誠さんは第二のジブリ、宮崎駿と言っても過言でないほどストーリーと描写が綺麗にできていた。特に人間以外の猫や椅子がしゃべったり生き生きと動いてる場面、神話をベースとした物語、食事の場面などがジブリを彷彿とさせる。

イスや猫が喋ったり、ダイナミックなアクションシーンを繰り広げたり、ところどころユニークで面白い場面がありながら、「地震」という重たいテーマをファンタジーを織り交ぜて描くことは新海誠さんにとって覚悟と苦悩があったと思う。

何気ない、普通の情景、風俗を描いた場面がこんなにも愛おしく、切なく感じるとは思ってもいなかった。

ラストは感極まって泣いた😢