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すずめの戸締まりのodnのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

自然災害の発生するしないを若者に託すのって何、、??自然災害だよ、、?

まだ3.11を昔の話のように受け止められるほど人々の傷は癒えていない気もするし、実際3.11にこだわらなければならない必然性がどこにあったのかもよく理解できなかったし、恋愛が当たり前のように絡んでくる意味もよくわかんなかったし、なんかずっと何がしたかったんだろう…?だった

あとおばさんがすずめに怒鳴るとこも数秒ショックで固まるくらいキツかった〜〜

なんかすぐにそれだけじゃないよ♪て和解してたけど、その程度で終わらすならあんなに詳らかにする意味はどこにあったの、、?と思う

溜めてた思いや遠慮からくる軋轢をわかるようにしたいだけなら尺長いし、てかそんな細かく言わなくてもいいはずで、結局聴いてたこっちがショック受けただけなんだけど……
あれだけぶつけるならもっと丁寧に和解しろ……あんなふうに和解できるわけないだろ……

あとみんなの声を、そこにいた人々の思いを!みたいなことを言いながら描かれるのがいってきますいってらっしゃいコールばっかなのも、幸せ〜な愛に溢れた家族ばかりなのも、なんか…はい…てなって冷めたし、懐メロもなんかよくわかんなくて……なんで……?
(てか3.11以降の話のはずなのに芹澤のセンス15~20年前でとまってんのも渋い)

いずれにせよ、トラウマ喚起に対して注意はあっても良かったんじゃ、、?とか、これだけ直接的に3.11を扱うならばもう少しいろんな人々に目配せがあっても良かったんじゃ??とか思いつつ、そこまでこだわるならなんか理由があるのか?の予想が割とぜんぶ肩透かしだったのでまあ無理か……な感じもあって、とりあえずまあまあ厳しかった
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