くれあ

すずめの戸締まりのくれあのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.7
美しかった。自分が2011年に被災地へ足を運んだとき、さらに2021年に再訪したときに感じたことが、まとめられ、浄化されたように感じた。
当時、直接被災していなくても、テレビなどを通じて震災に直面し、何かを思い、感じた人々は多い。今後、歴史の教科書などを通じて、ますます増えるだろう。私を含めた「彼ら」のための物語として、素晴らしいと思った。
純粋に、すずめと草太のボーイ・ミーツ・ガール、すずめと環の家族物語、一人の少女のロードムービーとしても面白い。日本古来の伝承やモチーフもよき。
草太役の声優がいいなと思った。
くれあ

くれあ