このレビューはネタバレを含みます
古事記ファンとしては胸熱設定が満載の映画
岩戸だけに籠る場面があるんだろうなと思っていたら、あった。
境界線の歴史についても考えさせられるお話。
たとえば水辺に境界があるという概念とか、廃墟になった土地にみみず(地震の根源であり、その周辺にいる人の生活を奪う諸悪の種)が発生するということとか、場所性とその生活背景も歴史的に通ずるところがあるなぁと。
宗像大社で祀ってる三柱と映画の設定の三柱が被ってるところもいいし、なにより懐メロ満載なのも良かった、多分監督は今懐メロが流行ってることを察知して取り入れたのかなと勝手に推測してるけど、刺さった。