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すずめの戸締まりのkiraのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.5
最初の回想を見事に回収したラストシーン、あれはズルい。亡き母親を必死に探し続ける子の姿には涙なしにはいられない。それに3.11を乗っけてくるのはあまりにも刺激的で、辛く想う人も少くはないかもしれないが、人の生死をテーマにするには十分すぎる描写でした。

叔母さんの長文ラインに思わず笑っちゃいましたが、サービスエリアで想いが爆発してしまったシーンから、12年間母親の代わりに責任を持って育てたんだなと思うと胸が痛くなりました。

扉は開けたら閉めよう。
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