かなり面白かったです。
あまり期待していなかっただけに、余計に泣けました。
劇中、やたらとスマホの地震アラートが鳴るなぁと思っていたら、本作には3.11に対する啓発というか、「忘れんなよ」という気持ちが込められているようですね。
🚪🗝️🐈⬛🪑🪱
廃墟にある扉が常世に通じて、そこから災いが出てくる。ってコンセプトも何だか好きですし、その災いが可視化されていたり、それを封じる人がいたりするのもワクワクしました。
常世のタイムがパラドックスしている感じも物語のフックになっていて良かったですね。
いろいろあってネコを追いかける過程で、主人公が宮崎県から四国、本州へと旅をする件も、絵がキレイなこともあり、まるでロードムービーを観ているような臨場感があり面白かったです。
あと、前作で頻発していたスポンサー色をガンガン押し出したり、ラッドを流しまくる感じもなかったし、キャラの声も良かったですね。
特にすずめ(原菜乃華)の声はすごく良かったし、芹澤は単純にキャラが好きだったです。
ダイジン達の存在については、ん?ってなるところはあったけれど、そのへんは小説や、日本の神話を深掘りすればスッキリするのかもしれません。