まずは、3.11がまだ過去のものではないこと。それをそのままエンタメに使う必要はあったのかという、嫌悪寄りの疑問は一旦置いといて、
科学的根拠やらなんやらがわからなかった頃の大昔にも災害はあったのだから、当時の人々はさぞ怖かっただろうなと。
そりゃ架空のバケモノ設定して架空の封じ込め方考えて架空の仕事人作り上げるよな。神に向かって祈ったり歌ったり踊ったり頭下げたりひれ伏したりすれば、災害は起きないと信じたいよな。
そんな大昔の人間が現代の大道具小道具を使って作り上げた、日本昔ばなし的な何かのように感じた映画だった。
元々アニメがそんなに得意じゃないので細かいことはわからない。影響を受けたと噂されてたジブリの作品にも疎いので、その点についてもわからない。ファンタジーだしね。いいんじゃないですか。
ただやはり最初に書いたことに戻ってしまうが、心の引っかかりを無視できないんだよな。
難しいな。