じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価

じろちぃ

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ブーガルーとグラハム(2014年製作の映画)

3.9

大人が感じる大きな恐怖の中、子どもたちは子どもたちなりに別の大きな恐怖と闘っているわけで、
それは大人にとっては取るに足らないどうでもいい事であっても、子どもにとってはこの世の全てなんだけど、
途中、
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.8

難解。

冷たいかと思うと次のシーンでは温かみを感じる親子関係や
無邪気な遊びと無垢な疑問の子供時代がある日突然終わる描写など
これはたぶん何かある…
と思い、鑑賞後ネットで検索。

なるほどなるほど
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夕陽の挽歌(1971年製作の映画)

3.0

馬の演技、どうなってるんだ。
役者の乗馬スキル、素晴らしいが長過ぎる。

楽しそうだけど、強盗ダメ。絶対。

自暴自棄系で頭悪い系の夢物語、及びその逃避行と当然の結末ってところかな。

ヘタな邦題のせ
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.0

ジャガーのくだりで、これから始まるのはサスペンスホラーだと思ったら違った。
じゃあラブストーリーかと言われるとそうでもなく、コメディ、感動モノ、問題提起モノかと言うとイマイチそうでもなく。最終的にファ
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借王(シャッキング)(1997年製作の映画)

2.9

シャッキングって読むんだ!笑

シリーズ化しているということは、それなりに人気があったのだろう。全く知らなかった。ジャンルとしてはなんなんだろう。Vシネマの類?そこらへん疎くってわからない。

裸、多
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地上より永遠に(1953年製作の映画)

3.0

ラスト近くで真珠湾攻撃の描写があるのと、船の上の女が日本人を蔑称で呼んでいることにイラっとしてからこのレビューを書くので、悪しからず。

アメリカ軍、ユルいな!!

以上!!

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

この有名な作品を観ていなかったとは。

100%予想通りだし、主演の2人がオモロ可愛いので気楽に観られた。
ただ、やはり、こういうものは旬を過ぎるとダメなんだよなー。
たぶん当時のネットでやり取りする
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.0

若い頃なんの知識もなく観た時の印象と、ある程度このあたりのことを知ってから観るのとでは全く受け取り方が違う。
しかもプラン役の方(実はプロの役者ではない)が後にどんな亡くなり方をしたのかを知ってからの
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白い!
マクベスがベースなのかー

山田五十鈴の所作が美しい。
そして怖い…

メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

2.9

設定が設定だけに
あー、バレるんやろなー
もめるんやろなー
傷つくんやろなー
というモヤモヤを抱えたまま観なければならない。
ラストは丸くおさまると予想はついてもね。
モヤモヤが長いんよ…
そもそもい
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

4.0

小津映画の昔の東京の様子は大好物。今回は珍しく大阪から京都が舞台。

使ってた雑巾を階段の見えないところに放り投げたり、口喧嘩しながら父親に出してやる着替えをバンバン床に投げたり。そんな日常の小さな動
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

2.5

初の犬神家なのに、録画したのが割と新しいバージョンだった。できれば一番最初のやつがよかったなー。

女優さんが豪華。美しすぎる。眼福。
それだけでいいじゃんね!
無名の女優さんのヌード、いらん!怒!
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映画ざんねんないきもの事典(2022年製作の映画)

3.5

コアラの章
逃げ延びることは生きること。

ペンギンの章
紙兎ロペ?笑

ウサギの章
オコジョ不気味すぎ。


映画としてどうかと問われると…まずCGアニメってのがざんねん。
余計なストーリー仕立てが
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喜劇 初詣列車(1968年製作の映画)

3.8

佐久間良子と中村玉緒、
めっっっちゃ可愛い!

ストーリーはどうってことないけど、当時の街の様子や駅の様子、一般的な団地暮らしの様子が見られて楽しい。

寅さんシリーズに比べて「イジリ」や「罵り」があ
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.5

お正月だからほっこり小津映画でも…と思ったら全然ほっこり系じゃなかった。
割とキツめの方の小津作品。暗い。
個人的には小津の「何もない日常の会話劇」が好みなのだが、これはこれでドキッとする会話や仕草が
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

4.0

この監督の作品、音楽が最高にイイ。
使い方もイイ。

そして今回は「シュール」に振り切った作品。
それでも無理矢理何かを受け取るとすれば

めっちゃ夢見ても
めっちゃ急いでも
めっちゃ頑張っても
なん
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ベートーベン(1992年製作の映画)

4.5

年末だからシャレで観たベートーベン。
めっちゃいいじゃん!何これ!
犬の扱いにヒヤッとする場面もあるけど、時代だからそこは仕方がない。

アメリカも下品な下ネタ抜きのコメディーを作れるんだな。作れたん
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火天の城(2009年製作の映画)

2.8

城コンペからの資材調達あたりまでは面白かったけれど
なんだろうな…
築城以外の話を盛り込みすぎなのかな…
もう少し城造りノウハウがわかるのだと思って期待したんだけど。

後半でワイヤーアクションが出て
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

1940年生まれ
フランスの大学生アンヌ
孤独な闘い

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.2

この監督にしては珍しく毒が少なめ。
「らしさ」は残しつつの優しい作品。
そしていつものように、音楽がとても良い。

質屋、銀行、駅でのお金のやり取りが面白い。物騒なんだなイギリス。

ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.8

途中でナチスの報道番組を挟むところ、観客を信用してないなと思う。
そんなことしないでこの映画のテーマを気づかせるのが腕ってもんでしょう?
などと、大脚本家様と大監督様にイチャモンをつけてみたりして。
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ナイト・オブ・フォーチューン(2023年製作の映画)

4.0

第一声、謝っちゃうんだよね。
経験あるんだ。
なんだろうね、あれ。
なんか知らんけど謝っちゃうんだよ。
不思議。

勇気を出して
どうにかこうにか
区切りをつける。
そのあとはゆっくりでいい。
そう思
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源氏物語 千年の謎(2011年製作の映画)

2.0

つくづく大河ドラマの「光る君へ」を先に見ておいてよかったなと。次に見たのは1961年の市川雷蔵主演「新源氏物語」で、これは3本目。最初にこれを見ていたら「気持ち悪っ!」と途中離脱していたに違いない。な>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.5

アニメだとは知らずに地上波録画。
あんまり得意分野じゃないけど、この局の深夜枠は案外良い映画やるんだよな…観てみるかな…ぐらいの気持ちで鑑賞。
結果、大当たり。
レビューの数を見ると、これ有名な作品な
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

なんだこりゃ!いい意味で!
グロ苦手だけどめっちゃ面白かった。
20年も前の映画なの?こんなに面白いのに存在自体知らなかった。
CSザ ・シネマ月初め日曜の無料放送、感謝!

クイーンの使い方〜〜

ララミーから来た男(1955年製作の映画)

2.3

強い目的があるのかないのかよくわからん上に、強いのか弱いのかもよくわからんし、女性のキャラがナンダコリャ…
薄い内容に、長すぎる取っ組み合い…
うーむ…

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

5.0

好き過ぎて、もう一度観るのが怖かった作品。今回おそるおそる観てみたら、変わらず大好きな作品だった。よかった。
何十年前の自分はどこにどう「好き」を感じたのだろう。たぶん今とは違う感性で。
もちろんサン
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DENGEKI 電撃(2001年製作の映画)

2.2

これはこういうジャンルが好きな人向けなのかな?と退屈し始めた頃、1時間過ぎたあたりから面白くなってきた…と褒めようと思ったのに、なんだよ最後!その下品なスタジオトーク必要だった?

俺ら東京さ行ぐだ(1985年製作の映画)

3.9

植木等が主演だとは知らずに鑑賞。
老夫婦の会話がとても心地よい。若者たちはオマケ。

まだ田舎と東京がハッキリ分かれていた頃。ケータイも無ぇ、ネットも無ぇ、そんな時代ならではの決心や決断、意地や我慢。
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.0

現実世界ではこんな綺麗なことにはならぬ。
それはわかっているけれど、映画なのだからこれでヨシ。

見終わった後で、もう一度冒頭のシーンを見ることをオススメ。


おまけ
渡辺謙の若い頃を演じた俳優、阿
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史上最大の作戦(1962年製作の映画)

3.8

長い!

アメリカ映画にしては珍しくドイツ側がドイツ語。
なので場面が変わってどちらの軍なのかすぐわかるのが良い。

余計なお涙頂戴もなく、比較的淡々と「その日」を描いている。わかりやすい。
フランス
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一本の電話(2013年製作の映画)

4.0

積み上げてきた時間
残りの時間

決断のその先に
それぞれの光があらんことを

新源氏物語(1961年製作の映画)

4.0

いやー、面白かった!
しかし紫式部は随分なものを書きましたなぁ。

大河ドラマ「光る君へ」が残りあと一話というタイミングでのBS放送。
これはベストタイミング。
ドラマと重ね合わせつつ、吉高由里子〜そ
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天国の駅 HEAVEN STATION(1984年製作の映画)

3.0

ほぼオールスターキャストじゃないですか?主役級の人ばかり。

吉永小百合は脱がないけど、かなりキワドイ場面がたくさん。こんな役もやるんだな。

そしてやっぱり西田敏行はうまいよなぁ。

雪の中のスロー
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