エイドリアン・ブロディさんが主演に加え脚本と製作と更には音楽までも担当した気合いに入った1作。
ヒップホップが劇中に結構な頻度で流れます。音楽も担当という事でブロディさんの好みなんでしょうけど、ヒップホップ好きとはちょっと意外。
主人公の境遇や心の葛藤を丁寧に描いてはいますが、戦いが始まるまで1時間近く掛かるので前置きが長いといえば確かに長い…。
主人公のやり方もマズかったが、孫を助けて貰ったのに婆さんの当りがキツいのが気になる…。
廃材を使って銃を改造したりはあるあるですが、やっぱり戦いの前の準備はワクワク感がありますね。
いざ戦いが始まれば悲壮感に満ちた感じで迫力のある死闘が展開されてテンションが上がりました。戦いの尺が短いのが残念。
展開上、仕方ないとはいえ折角のラストバトルが暗くて観づらいのがちと残念ですね。
「イコライザー」とか舐めてた相手が実はのアクション映画ほどを痛快感があまり無いのが難点ですが、抑え目な雰囲気は好きですしアクションのイメージが無いブロディさんの違った面を感じれて良かったと思います。