Riri

夏へのトンネル、さよならの出口のRiriのレビュー・感想・評価

3.5
描写や景色がとても綺麗に描かれていて
観ていてそこにいるかのように感じれる。
魅力的な主人公とヒロインが好き。

無口っぽくて物静かだけど明るい親友と
いるあたり根が優しそうな男の子。
すましてて綺麗な口の強い転校生の女の子
この時点でもう未来が楽しみになる。

いじめっ子の喧嘩買って勝ったのは
気持ち良すぎでしょ。最高。

ストーリー構成やトンネル設定はめちゃ好き
だけど物足りないのと、突っ込みたいところ
ウズウズしちゃって感動と疑問が
ぶつかっちゃって。
いやだからこそのファンタジーの良さ
なんだけど笑笑

女の子が何年経っても待ってるのが尊い。
そして大好きな大切な人との時間を過ごしたことで、今大切な人を気づけた時、
失ったものとしてメールが届くのがまたエモい。
綺麗な演出だ。


2人はあのトンネルで素敵な時間を大切なものを、今という時間を、失った過去の価値に気づけたのかな。

帰ってきて2人がどう過ごしたのかもう少しだけ、写真だけでもいいから演出が見たかった。ただの希望だけど。
そして、毒親パパも息子の大切さを感じてくれてたらいいな。
Riri

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