『SIDE:A』では東京2020オリンピックを直面した選手たちの物語。スポーツ選手として大会に臨む選手たちの情熱と努力、喜怒哀楽、孤独感、彼らを支える愛する家族と選手たち、監督とコーチ… 引退した彼らが見る五輪の光景を描いた。
とても人間性が魅力的な人たちが多数登場した。たくさんの魅力的な選手が登場して明るい面と孤独感が見えたが、その中でも日本の柔道代表選手の大野翔平選手の孤独感が最も大きく感じられた。
日本代表として手本を見せなければならないという気持ちが圧迫に近づいてきたのかもしれない。一人、自分自身との戦いだから大変だったんだろう。 何か私も涙が出た。 私みたいで。
時々にインサートみたいに子供たちのカットが挟んでくるが、河瀬直美監督の1992年作のドキュメンタリーの『につつまれて』みたいな演出だった。
序盤、東京2020開催反対のデモがちょっと照らされたが、これはBで扱うだろう。とても興味を引いた場面だった。
やはり東京2020オリンピックは身近に経験したことである。リアルタイムで時代性を映すものの力を改めて感じた。