このレビューはネタバレを含みます
「お喋りしようよ」
「もうしきったよお喋り」
「お喋りって「しきる」とか無いから。無限じゃん。持ってきたネタを相手に話して当てるみたいのと違うから。ボウリングじゃないんだから。昨日こんな事がありました〜ガッシャーン、そうですかー、じゃないから。(略)お喋りは卓球だからね。当てる目的じゃないからね、ラリーだから。」
ていうやり取りが何かすごい良くて刺さった。
人と会って特に話題はないけど取り止めもなく喋るっていうの中々出来ないし、それが許される関係というのは尊いなと思う。話題持ってないと苦しい空気感あるの疲れるよね。
面白くなくてもどうでも良くても意味はなくても、ただ口に出してラリーをする。それを当たり前に受け入れてもらえるというのは、愛されてる証拠だなと思う。
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「生きることに意味なんかないよ。だからただ生きろよ。子供の頃はただ生きてたじゃん。」
短い中にいい言葉が沢山あって、よく練られた舞台見てるみたいだった。
最後、都会の真ん中で地べたに座ってコンビニの蕎麦食べてる時に、あのワイルドなビジュアルでワイルドな事してんのにビニール袋が風で飛んで行きそうになって足で押さえてるの、ちゃんとしてる感が出てて面白かった。
「ほぐし水」覚えた。
解散・事務所退社後の森田剛、もう歌も踊りもやらないのかーと淋しく思ってたら思わぬ形で全然歌ってたw