この作品からは監督が意図するところが本編からは見えなかった…と言うのが本音です
「ふわ」っとしたモノトーンやグレートーンの色が何か意図したものを受け付けていないように感じました
異質を狙ったのかもしれませんが、それだと中途半端に感じるシーンも多かったです
そして後付けの後半は前半の解説、説明的な意図もあるのかなぁ?と思いながらみていました
言い訳的に撮影期間が4日は言わなくても良いのでは?と
森田剛さんはお芝居でもよく観ている役者さんですが、このまんまです
彼は蜷川幸雄さんの芝居にも主演で出ていた方なのでそれなりに期待していたのですが…芝居もスクリーンもブラウン管も蜷川さんが期待していたものにはまだまだ届いていないと思います
なので後半を観ていて、この役者さんは本番のカメラよりもドキュメント用のカメラの方が絵になると思いました
これは直感ですが、サブカメラが狙っている絵の方がよく見えます