拾い物。インディーズ映画だが、広く多くの人に見てほしいという情熱は伝わりました。素人がアート気取るPFF系の数倍素晴らしい。
『岬の兄妹』にも通じる底辺描写。ラーメン屋バイトで、母は痴呆症、兄は若干障害者っぽい。ヤングケアラーとは言えないおっさんが主人公。持ち家な以外は、全編地獄のようなシチュエーション。全く笑えない。
でも、よく考えて。映画でよく描かれてる最悪のシチュエーションって普通に誰にでもある。これは、本当に僕たちの問題でもある。40代以上の人、親族の世話をした経験がある方には響くかも。
