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ある夜、彼女は明け方を想うのFのレビュー・感想・評価

4.3
映画が良かったから楽しみにしてた作品
めちゃめちゃ良かった反面、観なければよかったって思いもするっていう、なんか不思議な気持ちになった。ただ総じてとても良い。

映画版では、黒島結菜のバックグラウンドが描かれず謎めいてた部分が多かったけど、そこが明らかじゃないからこそ、いろいろ想像して楽しめた側面もあるのかなって、全部が明らかになるこれを観て思った。謎めいてる、掴めない感じが魅力的な理由が何となく分かった気がした。
結局、北村匠海と同じでめちゃめちゃいいように幻想を抱いていたことがよく分かったし、勝手に残念な気持ちになってた。夫にすごい不満があって、だから北村匠海にいったってテイにして欲しかった…

まぁでも、それがいい。黒島結菜とてもいい。
結局、黒島結菜と夫との関係を北村匠海とやってるってのがなかなかクズで好き。綺麗な言葉並べて言い訳してるけど、やってる事やばすぎてすごい。北村匠海を誘うくだりもやっぱり全部確信犯だったのが、とってもがっかりで、でもとてもいい。ゲラゲラ笑ってた、1か月で?とは思ったけど…

若葉竜也いい男で好き、めっちゃかっこいい。海外転勤ら辺の話は、手上げちゃダメだけど、これに関してはまじで黒島結菜ぐうの音もでないでしょ… 一緒に行かないの許容してくれただけでまじでいい人。あと何ですか、あの告白は…
若葉竜也と北村匠海との比較が凄すぎて、北村匠海のあのなよなよ時間今になってまじでお前何なん?って感じてきた。急に本当に小さく見えて怖い。

こういういろんな視点で同じ話を観るの面白い。映画をもう一回観たくなった。
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