このレビューはネタバレを含みます
明け方の若者たちの彼女側の視点で描かれた作品。
旦那がNYに行く時に一緒に行くと言っていたにも関わらず、内定が決まった暁には後出しじゃんけんでやっぱり行きたくない。もう決めたからと自分だけで決断した結論を持ってくる女。
どんな世界にもこういう女はいる。
遠距離であった数年間の間に分かっていながら不倫を続け続けた末路と残った言葉は「ごめんね。」と「本当に好きだったよ。」という過去形の言葉。
ただただ虫唾が走ってしまう。
どこまで描かれても北村くん演じる僕のことは1ミリも考えていない彼女。
全てがいい思い出とか美化されたまま結婚世界を続ける旦那を思うと可哀想になってくる。彼女が酔いしれた打ち上げ花火に観客は興覚めただろう。笑