風来坊

ザ・メガロドン 怪獣大逆襲の風来坊のレビュー・感想・評価

1.5
海底に消えた筈の古代鮫"メガロドン"は生きていた。より凶暴になったヤツは再び人類に牙を剥く。アメリカ製のモンスターパニックアクション。

これもアサイラムプレゼンツ。1作目は面白いとは言えない出来でしたが、ヒットしたのかまさかの続編。
客寄せパンダは前作のマイケル・マドセンさんから、トム・サイズモアさんにバトンタッチ。

かつては名脇役として数々の話題作に出演していた2人のリレーは、なかなか粋な事をするじゃないかアサイラムと感心してしまいました。
物語の方は主人公の女性艦長がまあ人の言う事を聞かない…命令無視って軍人としては失格だと思うし自分勝手でイライラして来ます。

今回も前作同様の構成でサメよりも中国や艦内でのイザコザの方が長い…。艦内でああじゃないこうじゃないとウダウダやっている時間が長く退屈です。緊張感の無い愛国論とか…会話劇要らない!早くサメを寄こせと叫びたくなるつまらなさ。

サメは出番が少ない、女性艦長は華がない、CGは粗い、アクションは少ない。一体何がウリなのか分からない…。
やっと終盤に見せ場があるが力業でゲンナリ、銃乱射の俳優達の顔芸に笑ってしまう。
これは酷かった…まだ前作の方が面白かったなと思います。時間を無駄にしたい方だけ観てください。
風来坊

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