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ティルのreogaruのレビュー・感想・評価

ティル(2022年製作の映画)
3.8
1955年アメリカ
黒人に対する差別の強かった時代
地域によっても異なり
メイミーとエメット親子の住んでいたシカゴでは
普通にのんびり裕福な暮らしをしていた
14歳のエメットは夏休みに親戚の家に遊びに行く事になり
南部ミシシッピーに行く
南部の黒人への差別は想像を絶するものだったが
それを知らないエメットは雑貨屋の白人女性店員に口笛を吹いてしまう
たったそれだけの事…
さらわれ壮絶なリンチのうえ殺され捨てられてしまう
エイミーの訴えに社会が動くも
完全白人主義の裁判では……

その後記者に殺人を認めお金を手にした犯人
嘘の証言をした女性
その後の人生で後悔する事はなかったのだろうか…
今でもいろんな形での差別がある
同じ人間なのに優劣をつけるなんて絶対してはならない
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