たひち

TAR/ターのたひちのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.2
転落劇、というよりは身から出た錆、なんですが……。
マウンティング振る舞いが身に染み付いた利己的な人間の名誉男性的価値観とそれに基づく家族ロールプレイイングを見せられるの、観客に対してチャレンジングだし2023年っぽい。
これは教訓的に受け取るより、傍観者として、あるいはそれよりオケの一員に感情移入しながらクソがよ、と捉えながら鑑賞するのが正解だったのか……?もう1回観て構造解釈した方がいいような気がするが三時間もう一回神経使うほど魅力的な映画でもない気がするので、やっぱ、もういいです……あっ役ではなくケイトブランシェットはかっこよかったです。
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