ポケ文太郎

TAR/ターのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.2
2022年 アメリカ🇺🇸

ケイト・ブランシェットが天才指揮者を演じる映画ですが、全然「お堅い」作品じゃなかった

冒頭からワンカットの長台詞
俳優ケイト・ブランシェットの凄さ!演技の圧力!こちらも瞬き呼吸を忘れてしまいそうな迫力でした

最初は男が主役で脚本を書いたそうですが
「こんな役を演じきれる男優はいない」
「そうだ!ケイト・ブランシェットならできる!」
という事で書き直したそうです

カリスマ性のある著名な指揮者で作曲家
しかし傲慢で慇懃無礼
そんな彼女にしかるべくして起こる問題
確かに中途半端は男優が演じたら安っぽい話になりそうです

後半の展開はなかなか恐怖
かなりハラハラします
クラシック音楽界に詳しくなくても全然大丈夫です

しかし鑑賞後の印象は俳優ケイト・ブランシェットの凄さ一色!
細部見落としていても「なんだか凄い!」と思わせる作品でした
ポケ文太郎

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