ポケ文太郎

虹をわたってのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

虹をわたって(1972年製作の映画)
3.3
1972年 日本🇯🇵

家出娘がダルマ船に転がり込んだことで起こる騒動を描いた昭和らしい人情コメディ

当時の“新三人娘”のひとり(他二人は南沙織と小柳ルミ子)で国民的アイドルだった天地真理が家出娘役

真理ちゃんの演技は上手いのかどうかはビミョー
でもちょいちょい入る笑顔ドアップのサービスショットがあればファンは納得だろう
「白雪姫」と呼ばれていた真理ちゃんが劇中劇でも白雪姫を演じていてファンには萌えポイント

お相手役は同じく当時の大人気アイドル沢田研二、なかなかの二枚目役です
今のお姿からは想像できないくらい痩せていた(笑)

そんな彼より格好良かったのは萩原健一
黒の上下でオープンカーを運転する姿は超イケメンだった
でも出番はワンシーンだけで…残念

なべおさみ、岸辺シロー、財津一郎、有島一郎…出演者陣だけで懐かしすぎて泣けてくる

継母役の日色ともゑさんが真理ちゃんをおんぶして坂道を上がるシーンがあるのですが…真理ちゃん意外と、いや結構大きい(笑)
華奢な日色ともゑさん、頑張ったなぁー

挿入歌にもしっかり真理ちゃんの曲🎶
『虹をわたって』『ひとりじゃないの』の歌詞をしっかり覚えていた自分にびっくり!
いくら年寄りの自分でもこの頃は赤ちゃんのはずなのに…かなり曲が流行っていた証拠かぁ?

どうってことのないベタなアイドル映画なのにちょっぴりノスタルジックな気持ちになってしまいました
ポケ文太郎

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