ペンギン侍

TAR/ターのペンギン侍のレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.0
権力を蓄え君臨していけばいくほどハラスメントの加害者になり得る。女性初のマエストロのターが、これまで男性が加害者として立場をくり返すのが皮肉だと思った。

ケイトの演技は最高によかった。でもアジアを没落地の象徴としてしまったラストが、アジア人として解さない。モンハンのコスプレをした観客を集めたイベントのようだが、気持ち良いものではなかった。宣伝時、津田健次郎のナレーションで「映画史に残る衝撃のラスト」と言っていたのに、残念だった。
ペンギン侍

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