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TAR/ターのHIROのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.0
不気味な雰囲気が序盤から漂っており、常に緊張感がある描写に150分の長尺を感じない程引き込まれた。

要所要所の意味不明な描写があり、解説を読まないと理解できない(たぶん完全に理解させるつもりがない)部分があったが、キャンセルカルチャーというものを知る良い機会になった。本人の人間性と、創り出した作品を完全に切り離して捉えることは社会的にはかなり難しいのだろうと。一方で、スキャンダル1つで、作品全てをパアにするのもやり過ぎな気もするが。と考えさせられた。

あと、ケイト・ブランシェットの演技が素晴らしかった。
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