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TAR/ターのspicaのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.0
ケイト・ウィンスレット熱演だった。リディアそのもののようだった。当て書きだったらしい。
長い映画だったが、最初30分くらいだろうか、リディアがしゃべりまくり、集中してないと取り残されそうで、そこで一気に世界に入れた。一旦入れると流れに身を任せて見られた。
映画館の音響で聴きたかった映画だった。多分もっと不気味な感じ、不穏な感じが体感できたように思う。
アジアの部分いるのか?と思っていたら、ラストにすごいオチがあり、えーっ⁈と思わせてくれた。
頂点に立つ人には闇の部分があり、いつか暴かれる時が来る。「驕れるものは久しからず」ということか。どこの国でも、どの時代でも。
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