TATSUYA

TAR/ターのTATSUYAのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.5
この作品の作りが面白かった。
芸術性を語る序盤での小難しい話の後、リディア・ターの私生活の断片を様々に見せていく。そのエピソードが集まってオーケストラの編成になっているような感じ。この編成を指揮するのは、もちろん、自分なのだが、あることから次第にリズムが狂い始める。そして、おかしくなっていってしまう。
この映画編成を奏で、完成させているケイト・ブランシェットの表現が見事でした。
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