ケイト・ブランシェットが渾身の演技力で魅せる158分。
この役を最後に引退を考えたという話もありましたが、それぐらい完璧な熱演に圧倒されました✨
まるでドキュメンタリーのような淡々とした演出で、権力を手に入れたカリスマ指揮者の栄光と転落を描いています。
業界の大物による性加害問題をレズビアン女性に置き換えていて、精力的に音楽に打ち込むハンサム美女の中身はセクハラオヤジ。
その辺の微妙なバランスがやっぱりケイト様上手い👏
ベルリン・フィル初の女性主席指揮者としてブイブイイキってた彼女がいろいろあって最後にたどり着く境地とは。
あれはどういう感情なのか余韻の残るエンディングでした🤔