松重豊ってカッケェなぁ………という気持ち
航平くんの素直なところが可愛くて可愛くて…ラストではうるっときたな
全体に流れる絵本のような空気感とは裏腹に、かなり壮絶な過去や、複雑な状況を抱えた人たちが、土地の空気感と共にそれぞれの未来を選択していくところに、なんだか少し明るい気持ちになった 今見れてよかった
ところどころ笑えるところもあり、やはり江口のりこ天才だな〜と思う
小林聡美は「丁寧な暮らし」みたいな役のイメージしかなかったので、断酒の会に参加しているという設定だけですでに新鮮で面白かった
隕石にぶつかるというかなりインパクトのある経験があっても、意外と日常は続いていくし、むしろその後の幸不幸は本人が呼び寄せたものだから、隕石なんかより人の決断のほうがよっぽど人生を揺るがすんだな〜と。隕石きっかけで気持ちが動くこともあるだろうし、結局因果って人間が勝手に結びつけるものだよな〜
ツユクサというタイトルも、ツユクサ自体は芙美ちゃんと五郎さんを繋げた特別な花だったけど、実際はどこにでも生えてて、どこにでも起こりうる出会いだった でもそれをネガティブな意味では無く、ポジティブに捉えた映画だったように思う どこにでもある出会いを動かしたのはそれぞれの意思だし、そういう決断を後押ししてくれるような、優しいけど地に足ついた映画だったと思います
