Annie

モリコーネ 映画が恋した音楽家のAnnieのレビュー・感想・評価

4.5
劇場で観る機会を逃してしまい
U-NEXTレンタルにて、念願の鑑賞。

モリコーネの音楽は最初の弦楽器の音で
"モリコーネだ!"と分かってしまう。
確かハンスジマーがそう語っていた。

このドキュメンタリー全編に流れる
彼の音楽を聴いているだけでも
なんだか分かるような気がしてくる。

西部劇は全然観たことがないのに
その音楽は、なぜか知っている。
彼の音楽の立ち位置を物語っている。
ちなみに彼自身はそれらの音楽を
あまり気に入ってない様子だった。笑

全編を通してモリコーネ自身が多くを語り
彼の友人や彼を慕う多くの人々がまた
多くを語ってくれる贅沢な作品だった。
そして彼が音楽を手掛けた昔の作品も
多く使われていて色々と観たくなった。

最後に、大好きな映画「海の上のピアニスト」
脚本執筆と作曲がほぼ同時に行われたそうで。
やっぱそうか!どおりで!と納得でしかない。
その事実を知れただけでもう充分、涙でした。
Annie

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