このレビューはネタバレを含みます
ガン=カタという戦闘技術を軸にしたスタイリッシュなアクションシーンが取り沙汰されることが多い作品であるけれど、ベイル演じるプレストンが感情を取り戻すまでのストーリー部分がとても素敵。
クリスチャン・ベイルという役者を知った作品でもあって、この人はアクション俳優だと思っていた時期が私にもありました。
静と動がどちらもしっかり描かれ、低予算のいわゆるB級映画だけど、近未来SFアクションというジャンルでは一番好き。
夕陽のシーンと、仔犬の為に隊員を一掃するシーン、そして、プレストンの息子の先見の明に脱帽です笑
時に危険を孕む感情もあれど、それがあってそれを表わせるからこそ人間といえるのでしょう。
プリズン・ブレイク好きとしては、序盤にドミニク・パーセル、終盤にウィリアム・フィクナーが出演してたところにニヤッとしました笑