ガン=カタを生み出したスタイリッシュアクションSF映画。
とにかく、ガン=カタと言う特殊近接術が格好いい!!(銃ガンと型カタが由来)
気持ちいいほどにスタイリッシュで、見ていてドキドキするほどに美しい銃撃戦。
考え抜かれた構図から放たれる弾道は見事としか言いようがない。
そして、シナリオ面でも第三次世界大戦後「感情」を薬で意図的に排除した世界をよく描いている。ここのディストピア描写がチープと言えるかもしれないが、「感情」を表現する上ではかなり有効的に見て取れた。
また、キャラクターの心情とストーリーラインの「感情」が完全にリンクした流れになっているため、とても見ていて心地よい出来栄えだった。
B級SF映画といってしまえばそれまでだが、ガン=カタというとても評価出来るアクションシーンとなかなかのストーリーだった。