エメチン

アンネ・フランクと旅する日記のエメチンのレビュー・感想・評価

3.8
イマジナリーフレンドを通じてアンネ・フランクの内面を深堀りするアニメ映画。あやとりといった繊細な所作が流動的に描かれており、異様にリアルな背景とアニメチックなキャラデザのバランスが独特。少女が空想の力で戦争という非情な現実に対処していくという点で『パンズ・ラビリンス』的であり、当時の迫害を現代の難民に置き換えた問題提起をしている。
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