アンネ・フランクと旅する日記の作品情報・感想・評価

「アンネ・フランクと旅する日記」に投稿された感想・評価

yuzu

yuzuの感想・評価

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これも傑作。今年絶対見逃せないやつ。

アニメーションの表現の豊かさってほんと素晴らしい。実写ばかり観てると羨ましくなる。クラーク・ゲーブルと一緒に馬乗ってナチスに突撃なんて実写じゃできないもん。

アンネのその後を知ったキティの涙…。

あと何と言っても、戦時中の悲惨さを過去の出来事として描くんじゃなくて、現在の難民問題と絡める脚本が素晴らしい。

邦題のセンスもいい!
しんじ

しんじの感想・評価

3.3
アニメーションでの表現が綺麗でかわいい!

ナチスの禍々しさもしっかり伝わってくるけど、もうちょっと緊張感が欲しかった笑
michi

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4.0
アンネの日記を読んだことない私のような者にも分かりやすく解説してくれた上に問題提起も行っています。
世界中の誰もがより良い世界を望んでいるはずなのに、結局今も昔も変わらない事が起きているということを上手くアニメーションに落とし込んでいました。
ストーリーはオチを含めファンタジーがすぎるかも。それでも一人の少女の冒険物として楽しめました。
泣くつもりで観たのではないんだけどなぁ。でも観て良かった。
"アンネの日記を見つめ直す"という、かなり凄いことをやっている作品だと思います。
pilaf

pilafの感想・評価

4.0
何でだめなの?どうしてこうなったの?
そんなキティの問いにアンネが答えてくれるから、日記を知らない人も感情移入出来たと思う

キティがスケート靴履いて氷の上をどこまでも滑っていく⛸️🧊
自由を求めたアンネの気持ちがそこに現れてる気がして、でもあの場所から離れたら消えてしまう、それがまた逃れられないと言われているような、なんだか複雑な感情になってしまった😔
(そんな意図ない)

"アンネはみんなの希望"だと言いながら、難民には容赦なく強制帰国させる
現代も何一つ変わらないのか
過去の戦争は過ちだったかもしれない
でも今の戦争には大義名分がある
あれはあれ、これはこれ
多くの言い訳に、出来ない後悔

アンネの存在意義が、たくさんの人に伝わっていて少しほっとした
時々紙芝居風になるからちょっとだけ、、🥱
かーり

かーりの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

キティのファッションショー(服屋さんで服選ぶとこ)かわいかった。
ほんとは、ほんとはああやってかわいい服を選んだりとかして楽しく生きていいはずなんだ、アンネも。
すべての子どもたちも。

キティがアンネのことを図書館で調べたり、お父さんだけが生き残ったことを知る場面、この設定だからできることで、うわーって、あーこんな追体験の表現もあるのかとか、なんかもう、いろんなものが胸に迫ってきた。
誰よりもアンネを知ってるのに、アンネに起こったことを知らない。

原題はWhere is Anne Frankなんだね。
そして最後のI'm hereにつながるんだ。
みんなアンネに起こったことを知ってるのに、自分がやってることがそこにつながってるかもしれないことをわかっていない。
アンネはもういないのに、アンネみたいな目に遭う子どもが、I'm here、まだここにいる。

舞台は今から1年後。
キティが現代に現れてアンネを探して?どうなるんだ?と思いながら観たけど、最後のスピーチでこの話の答えがちゃんと用意されてた。
「アンネは橋や劇場に自分の名前をつけて欲しかったんじゃない。自分と同じ思いをする子供がいなくなることを望んだはず」(うろ覚え)
アンネはもういないのになあ、と思う。
アンネはまだいるんだ、と思い知らされる。
日記を資料として大事にしたって、歴史的人物として持て囃したって、そんなの意味がない。
もう一度、この日記が残された意味を問い直す物語だった。
そうなると邦題も悪くない。

警察との追いかけっこアクションも見応えあり。
キティかわいい。
観てよかった。
パンフレットも買っちゃった。
しまだ

しまだの感想・評価

3.4
アンネ・フランクの日記そのものは皆ありがたがる割に、そこに書かれたメッセージと逆のことを平気でしてしまう。日本でも難民をほとんど受け入れないばかりか入管で虐待死させたり、身につまされる映画だった。映画自体は比較的軽やか。
Yoshmon

Yoshmonの感想・評価

3.9
アンネの日記に登場する架空の友人キティー。
ある日当然、現代のアムステルダムにキティーが目覚め本当は存在しない彼女の視点から、紡ぐアンネの人生。新鮮で興味深かった。

今も戦争が続いている。
遠い国で生きていると他人事でしかない。そう感じてしまうのも無理のないことだとは思う。ただその「無関心さ」や共感の欠如は「想像力」が足りていないことに起因していると思う。

ウクライナの街中に、戦車の進行を防ぐ為の防御策が敷かれている異様な光景。そして日が経ち破壊された街中の様子もメディアに増えてくる。
それでも関心が向かないのは想像力の欠如。

例えば、、
ある日突然自分の暮らす地域に戦車が侵攻してきたら、自分はどこへ行きどのように振る舞えば良いのだろう?
何年後か分からないけれど終戦後、日本でも国外でも戦争で一般市民に危害を加えた元兵士たちと街中ですれ違うかもしれないし、いろんな形で運命が交差することだってある。

僕の場合はヨーロッパに本社を置く企業の日本法人に勤めているから大なり小なり戦争の影響を受けているからこそ、幾分か他人事とは思っていないのもあるかもしれない。

それでも豊かな想像力があれば、気持ちも変わり、一つ一つの小さな行動にも繋がっていくと思う。
戦争を止めるほどの力なんて誰にもない。
それでも小さな行動でも少しずつ世界に影響を与えると信じる価値はある。
Leaf

Leafの感想・評価

4.0
出版から75周年、一人の少女が空想の友達キティーに向けて書いたアンネの日記が原作。
現代に蘇ったキティーがアンネを探し、その過程で観客は彼女の視点でその生涯(過去)を辿る。

アンネの日記は少しは目を通したことがあるはずだけど、いかんせん記臆がない。
ただその内容をイマジナリーフレンドの視点から描こうとするアプローチが面白かったし、現代を舞台にするといったところできちんと今でも残る問題へ話を昇華したところが見事。

ただとにもかくにも個人的に強く言及したいのは想像力というキーワード。
柔らかめなタッチの絵柄で描かれるので抑えられているけれど、彼女たちのおかれた状況がどれだけ過酷だったのかは推して知るべし。
キティーという存在は言うまでもなく、そんな中少しでも楽しく生きようとユーモア、力強さを残すアンネの姿がとても印象的である。
ただ反対に悪いことも想像できてしまうこと、どんなに頑張ってもそれだけでは乗り越えられない現実のなんと多いこと。
姉の言葉も重い...

この辺をイマジネーションの塊であるアニメーションで表現するあたりが媒体としてマッチしてるなと感じると共に実は少し皮肉めいているのかもしれないと思った。

やってることは結構テリー・ギリアムに近いものを感じつつ、イスラエル人の監督が作ったと言うあたりで強い意志も感じる。
様々な建物・施設に名を冠し、世界に名を響かす作家になると言うアンネの夢は叶ったのかもしれない。
ただどこか虚しく、そう言うことじゃないんだよな...
という気持ちが残ってしまうのが悲しくて仕方ない。
GW毎日映画計画6日目!

どんな話なのかあんま分かってなくて、でも評判良さげで気になってたので鑑賞。
絶望的に本を読まない人間なのでアンネの日記も読んだことないし、そもそもアンネ・フランクも名前くらいしか知らんので(改めて書くと、自分大人としてヤバいのでは、と焦る)、キティと共に彼女の半生を辿って初めて知ることばかり。なので彼女がアンネ・フランクが亡くなっていることを知るシーンは、かなりつらかった。
(※亡くなったことはもちろん知ってましたが、詳細はまっったく知らなかった)

そんな彼女の半生を、現代の難民と重ね合わせたクライマックス、「私はここにいる」の言葉に泣きそうになってしまった。隠れなくていい、堂々としてていい、それが生きることなんだ、という当たり前のことを突きつけられた。

キティのなめらかな動きが、見ていてとても楽しい!実写のような日本のアニメと、海外のアニメは絵や動きも全然違うけど、どちらも良き。アニメの正しい表現なんでのはないよな、とか改めて思ったり。

ここ数日ずっと熟睡感なく、昼間ずっと眠くて、見てる間も少し眠くなっちゃったんですけど、面白かった!!悲惨な歴史を知る映画なのに楽しく見れる、って大事だなぁ…。
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