先日『仮面ライダー555』の20thを観て、勝手に盛り上がり、そこでも触れたけど、この『仮面ライダーOOO』のアニバーサリーを観てなかった回収を、と。
個人的に好きな平成ライダーTOP3は、クウガ、555、OOO。
それぞれ違う背景とドラマや友情があり、話としてとても濃厚。
特にこのOOOは、主人公のエイジとアンクのコンビ、最高のバディ。
元は敵側の“グリード”であるアンク。
人に乗り移ってメダルを集めて悪事を働き、自分の欲望を満たそうとしていたが、何とも自由で平和で果てしない欲望を持つエイジと出会ったことでその宿命が変わり、エイジと共にグリードと敵対し、結果的にエイジの人助けや欲望に向けて手を貸していく、、、そのアンクがエイジに貸す“力”、メダルが、OOO。
この果てしない2人の欲望の長い旅が終わったその10年後の話、、、。
紆余曲折あってアンクはエイジを守るために自分の体を諦め、その命を終えたはずだった。
が、エイジの呼ぶ声で再びいつもの“腕”で舞い戻るアンク。
エイジと再会を果たすも、舞い戻った世界も、エイジも、何もかもが様相を変えていた、、、。
そして、800年前のかつての王、OOOも蘇っている。
10年の時を経て、再びエイジとアンクの欲望を叶えるための戦いが始まる。
めちゃくちゃエモい。OOOが大好きでエイジとアンクのやりとりが大好きだったので、めちゃくちゃ突き刺さる。
当時のやり取りとの違和感をアンクと一緒に感じれるような喜びと切なさ。
今回はアンクが異変を感じ、かつての絆を取り戻そうとしたり、世界を取り戻そうとする。
散々、好き勝手適当にやりながらエイジに手を貸していたアンクが、その居心地の良さを取り戻そうとするその姿勢、、、泣ける。
アンクがエイジの意思を受け継いだかのような、そして、エイジとアンクだから通じ合える友情の形。
エイジもアンクを思い、アンクもエイジを必要とするこの最高のバディ感。その最果ての最後の絆、最後の戦い。
エモい。
今回は仮面ライダーバースもアップグレードがあったり、コアメダルのバリエーションと力のインフレで大盛り上がり。
世界観はそこまで大きくはないけど、逆にアンク、エイジ、その他のいつものメンバーにフォーカスしていてとても観やすくノスタルジック。
最後の展開はもう、泣ける。
アンク、エイジ、よく頑張った。にしても、この2人しかり、10年経ってもあんまり変わらないのがスゴい。カッコ良すぎる。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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