上海十月

評決の上海十月のレビュー・感想・評価

評決(1982年製作の映画)
4.3
再見です。シャーロット・ランプリングがジッと見つめているシーンしか覚えていない。アル中弁護士が正義に目覚める話とは聞いていたが、こんな話とは・・・すっかり忘れていた。しかし、良い映画だと時間を忘れる。ポール・ニューマンの演技が見事。そしてお産で麻酔を使うというのは、アメリカでは一般的だということが分かると、こういった医療事故が多いのは、今良くわかる。とにかくアメリカは、帝王切開したがる。医者の取り分が多いからだ。日本では自然分娩なので問題がない。黒人の老医師が証言をすることを生業というか趣味にしている感じと黒人差別が絡む所がシドニー・ルメットな社会批判ぽい。
上海十月

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