評決の作品情報・感想・評価

「評決」に投稿された感想・評価

miyu

miyuの感想・評価

3.7
以前にも見たが、また、BSでやっていた為、思わず見てしまう。。。

もぅ、言わば、『白い巨塔』のような…

金のある方が裁判に勝つ構図…
金や権力で真実は葬られそうになるが…
それで 本当に良いの???
ヒトのココロにある正義が問われる話。。。

しかし、シャーロット ランプリングさんが、お若い!
スレンダーで、知的な雰囲気を醸し出し、色気もある…
シャープだなぁ〜
今も、シャープな感じは変わらないけど…

若い時と
今と
本当に あまり イメージが変わらないヒト。。。

まぁ、なんて言うのか…
法によって本当に正義は守られるのか??

最終的には
陪審員の判断に任された的なラストだったが…
凛太朗

凛太朗の感想・評価

3.8
医療ミスによる訴訟問題を題材に正義の在り方を描く法廷ドラマ。
監督は社会派の映画を撮り続けるシドニー・ルメット。主役の酒に溺れ落ちぶれた弁護士役にポール・ニューマン。

新聞の死亡欄を読み漁り、仕事になりそうと見るや否や、葬儀場にまで乗り込んで営業を仕掛け、アルコールにどっぷり浸かってしまっている初老の弁護士ギャルヴィンが、カトリック教会が設立した病院の医療ミスによって植物状態に陥った妊婦の訴訟を請け負い、初めは穏便に示談で済ませる予定だったけれど、呼吸器に繋がれた被害者の姿を見て、真実の行方、正義の在り方を見つめ直すべく立ち上がるってお話。

ロバート・レッドフォードがアルコール依存症が自分のイメージと合わないからという理由で主演を蹴ったらしいけど、だからと言ってポール・ニューマンのイメージに合うかといったらやはり違うと思うんですけど、それでも素晴らしい演技をするのがポール・ニューマン。
ご本人も「初めてポール・ニューマン以外の人物を演じた。」と言って満足している様子。
シャーロット・ランプリングが所謂ファム・ファタール的な立ち位置で登場し、やはり好演してますが、この頃のシャーロット・ランプリングが若い。そして綺麗。
個人的にはギャルヴィンのアドバイス役であるミッキーを演じたジャック・ウォーデンの役柄もすごく好き。

個人的には、医療ミスとそれに伴う単なる訴訟問題ということ以上に難しい問題を扱ってる映画だなと思います。
それは、人工呼吸器に繋がれた人間の尊厳にも関わってくることだし、それを看る家族の心情もあって、法律家の単純な正義感では語れないものだと思うんですよ。
同じ弱者でも、ギャルヴィン、シャーロット、被害者家族、病院の受付役では、それぞれ違った価値観があって、それぞれが正義感の前に自分が生きるためにしなければならないこともやっぱりあるんですね。
だから、ギャルヴィンの起こした行動なり下した判断が、結果こそ良かったとはいえ、必ずしも正しいことだったとは言い切れない難しさがあると思うんです。
描き方としては間違っていない、寧ろ希望を感じさせてよかったと思うんですけど。

後半のギャルヴィンの最終弁論シーンは、シドニー・ルメットにとってもポール・ニューマンにとっても屈指の名シーン。
長回し気味のカメラワークも含めて非常によかった。
そこはかとなくオーソン・ウェルズの『市民ケーン』からの影響を感じました。特にローアングルからのカメラワーク。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
絶対不利の裁判で貴重な証人があらわれてまさかの大逆転。まったくケレン味のない法廷ドラマ。医療裁判の難しさというテーマも興味深い。

新たな証言が否定されてダメかと思いきや、陪審員の裁定で覆されるという展開がちょっと煮え切らないところも。「正義は果たされた」と溜飲が下がるか、心証がすべての陪審員裁判の危うさを感じるか。まぁそれはそれぞれでしょう。
VERDICTとは評決のこと。たまにはストレートな日本語訳もいいね。

監督は法廷劇には定評のあるS.ルメット。この映画で彼は陪審員制度の本場アメリカにおいても廃れつつある正義(JUSTICE)を問いている。真実と正義はどこにいったのか。誰の心にも正義はあるのだから、それを信じたいと。

矢折れ刀尽きた弁護士P.ニューマンは、最後に陪審員に向かって、正義を訴えた。あなたたちが法なのですと。この映画はアメリカ人の心を確かめるように鮮やかに写しだした。最後に主人公を試すように電話のベルが鳴り響く。しかし彼は以前の彼ではなかった。

監督は最後にこう締めくくったのだ。まだまだアメリカの正義は守られているよとね。

P.ニューマンは酒におぼれた役をよくこなす。酒場やゲーセンにあったピンボール。ガチャガチャとやたらとうるさい。このシーンでは気が荒んでいる彼がやると不思議とすぐ負けるのだ。

見終わった後、私だったら電話を取ってしまっただろうかと自らを問うた。
シャーロット・ランプリングの強い女具合が素敵
2時間映画とは思えないくらい集中できた
法廷は正義を与える場ではない正義に挑戦する機会を弱者に与えるのだ
ani

aniの感想・評価

4.0
これは拾い物だった!
ポールニューマン演じる落ちぶれた弁護士が何度も挫けそうになりながらも強者を相手に戦う姿には胸に迫るものがあった。
法廷シーンも緊迫感があって見応えあり。
シャーロット・ランプリングは初めて観たけど妖艶という言葉がぴったりで美しかったなあ。弱ってるポールニューマンが泣き言を言ってきた時のキツい返しはMの人には堪らないんじゃないでしょうか 笑
ラストシーンも激渋で大好き!
nobu0326

nobu0326の感想・評価

3.9
正義に目覚めた弁護士。送り込まれた女。脇で支える師匠。ゆったりとしかし、相手弁護士コンキャノンに操られ進む裁判。主体性のない裁判長。なんとももどかしい展開。最後の最終答弁でのポールニューマンのワンショットでの長いセリフ。そして勝訴。ラストの電話のベルの音。なかなか良い作品でした。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.0
落ちぶれ弁護士が、医療裁判で正義に目覚める!古い映画なので当時なら感想もまた違ったかもしれない。やっぱり今観ると、弱いな。。正義は勝つんだけど、弁護士の最後の弁論が陪審員にあんなにも響くほどの内容かな…って思うf^_^; 当時の時代背景で、病院のバックに教会がついていて、教会を敵に回すことがどんなに無謀なことかって描かれてた。ちょっと前に『スポットライト』を観て、同じく教会という存在がいかに強かったか…。本当に権力大だったんだなぁ。ポール・ニューマンの瞳が綺麗で、アップになると眼ばっか見ちゃう。
粉雪

粉雪の感想・評価

4.0
昔見て、面白かった覚えがあるけど、キレイさっぱり忘れてしまったので再視聴。いや〜、面白かった。最初はどうしようもない男で己の利益の為に行動していたのが、最後には、頼むから俺にもう一度正義を信じさせてくれ!って心で叫んでいるように思えたなぁ。
しかし、ポールニューマン、呑んだくれだけど只者じゃない男がよく似合う。ラストも良かった。
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