先天性の聴覚障害のハンデを持ちながらもプロボクサーとしてリングに立つケイコ
毎日欠かさずジムに通い日々鍛えるが、どこかに言い知れぬ不安も抱えている
自分の中でモヤモヤしている時にジム閉鎖の話を聞き、ケイコの中で何かが変わろうとしていた
プロの高みを目指して日々鍛錬を重ねているケイコ
毎日練習した内容を日誌にまとめている姿勢からもそのストイックさを伺い知れる
強くなりたい気持ちはあるのに、どこか不安な気持ちがあるのか、普段の生活のケイコに余裕を感じない
そんな彼女がずっと続けてきたボクシングを一旦休止しようとした時に、彼女にとって衝撃的な出来事が立て続けに発生し、そこで彼女は自分は本当はどうしたいのかを自問するのだけど、その時にジムの会長がケイコに言った言葉や、会長と2人で鏡に向かいながらシャドーしているケイコの姿に涙
ケイコの日誌の内容が朗読形式で出てくるのだが、ジム閉鎖の話を聞いた時のケイコの本音が綴られてて、彼女のボクシングの、そのジムへの熱量を感じ、また涙
後半はもうほとんど泣いてばかり
岸井ゆきのさんの3ヶ月かけてボクシングのトレーニングしただけあって、あの高速コンビネーションミット打ちは凄いなぁ
あれは私も出来るようになりたい‼︎
BGMは生活音しかないのですごく作品に没入していた
良かった