このレビューはネタバレを含みます
タイトル通り、ずっと、耳と目を澄ませているような映画だった。
鉛筆で文字を綴るときの音や紙の擦れる音。
衣擦れの音。
東京の喧騒や、電車の走る音、鳥の鳴き声と風の音、。
ボクシングジムのなかのミット打ちのリズミカルな音や靴の音。
ケイコが走る音。
ケイコの息づかい。
たまたま、前回観た映画『少女は卒業しない』にも出演していた佐藤緋美さんが出演していて、なんど聴いても歌声が素敵すぎて涙してしまう…。
彼の歌声が、映画のいい感じなところをさらにいい感じに感じさせてくれていると思う(語彙力)!
会長と二人で並んでシャドーボクシングしてるシーン、弟の歌声で日々が流れていくシーン、最後の戦いのシーンは泣いてしまった。
前から気になっていたのもあるけれど、明後日ボクシングの体験に行くのでその前に観ておこうと思ってみたけど、
行くのやめようかな…。