とにかくケイコが凛々しく、美しく、カッコいい映画。
ポスターもそうだが、(賞賛の意味で)本当に岸井ゆきのさんが演じてるの?って疑問を抱くくらい別人になっていた。筋肉だけで+8kgも増量し、手話やボクシングを覚え、役作りだけで相当大変だっただろう。
本編で驚いたのは、ジム関係者が手話を使わずにケイコとコミュニケーションをとっていること。だからかケイコは、ジム関係者の声や表情をどう見えているのだろう?と想像してしまう。だから目を澄ませて、なのだろうか。
勝利も敗北も、嬉しいことも悲しいことも、人生は川のように流れていく。それを荒川が象徴しているのかと勝手に想像してしまう。
監督は本作の脚本を書くにあたり、いろんな名作を観たというが、どの作品が一番影響を受けたのか教えてほしい。
あと、岸井ゆきのさんは女優業だけでなく制作側もやってほしい。監督の対談で映画オタクと言われていたのでw