かんじさんの映画レビュー・感想・評価

かんじ

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貴公子(2023年製作の映画)

5.0

韓国版『スモーキンエース 暗殺者がいっぱい』

展開が読めず、アクションてんこ盛りで面白かった!

貴公子がナルシスト版ターミネーターにしか見えなかったw

財団側も金持ちというよりマフィアにしか見え
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

4.5

予備知識無しで、吹き替えで観た。
母親役の安藤さくらや、娘さんの声の演技が素晴らしくて、独特の絵なのに本当の親子のように見えてしまった。

高畑勲のかぐや姫のメイキングで知ったが輪郭線の無いキャラの色
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

押してはいけないボタンを、
押してしまった実在の科学者の話。

最初の原爆実験の時、連鎖反応が地球全体に及ぶ可能性が理論上0ではなかったというところが驚いた。

結果的にはそうならなかったが、もしこの
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.0

恋愛版 テネット

観るなら季節的に今が良い作品。

クリストファーノーランに見せたら、どんな
リアクションをするだろう、と想像してしまう。

先日、NHKでノーランがインタビューで発言していた言葉を
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

JK版 第9地区

原作未読、原作者も名前しか知らない。
だからストーリーがどこに進んでいるか判らない状況が続くが、メインの二人が魅力的なので飽きることは無かった。

幾多りらの声の演技が上手くて、声
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

スペースオペラ版グラディエーター

マーベルのようなSFヒーローも良いけど、アート系SFも良い。

最近の諸事情ですぐ配信とかってなるけど、やっぱり大きいスクリーンと音響で、その世界観に没入する、って
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

10段階の内、10の映画。

役所広司が、チャップリンに見えるw
これは映画館でないと良さが伝わらないでしょう。

贅沢な時間を過ごさせて貰った。

関係ないけど『すばらしき世界』を観た後、本作を観る
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

スクリーンから優しさが溢れてくる映画。

何も起こってなくても、二人が写ってるだけで心が満たされる。
もう、オナラしても笑い合えるような関係性に見える。途中、もう夫婦になっちゃえよと思ってしまうw
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

法廷版『ほつれる』

羅生門みたいな要素もあるけど、内容は夫婦のイサかいの映画。裁判になると家族の陰部を赤裸々に話すことを強制されると、そりゃ真実も語れない…真実を語りたくても語れない法廷、ってのは自
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

女フランケンシュタイン版『フォレストガンプ』

自由に生きようとする女と、
女を束縛しようとして、しっぺ返しを食らう哀れな男たちの話。

リンゴを使って本能的快楽を知った主人公は自ら楽園から出ていき、
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.0

化物語版『罪と罰』(内容は全然違うけど)
吸血鬼に振り回されてしまった高校生の話。

死刑よりも重い罰ってこういうのを言うんだろうな。。。
ある意味、日本の死刑制度廃止に拍車がかかるかもしれない内容か
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.5

邦画版『レヴェナント』

原作に丁寧に忠実に映像化しているが、
逆を言えば原作のコピーにしかなっていない。


せっかく大きなスクリーンで映像化するのだから『レヴェナント』のように、
観ているだけで寒
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

ヒューマンパニック映画
ディザスター(災害)映画ではない。

災害時、
自分が困った時に、素直に他者に救いを求められるだろうか?
他者が困った時に、無条件で他者の救いに応えられるだろうか?

この映画
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(2023年製作の映画)

3.7

強欲版『風雲たけし城』

たけし軍団を率いて団員に無茶振りをしてきたビートたけしが、信長ではなく、信長に無茶振りされる秀吉を演じている…
そのまんま東の感想を聞いてみたい。

とにかく、敵味方関係なく
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

お菓子職人が倍返しする話。
チョコレートミュージカル版半沢直樹。

半沢は金の奪い合いで、
こちらはチョコの奪い合い。

半沢は歌舞伎で、
こちらはミュージカル
(とMr.ビーン)

最後のお母さんか
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

千葉生まれ、元・与野市民、現・都民です。

今、千葉の京葉線通勤快速廃止で県内が揉めてるから、3作目があったら、ぜひネタにして欲しい。(ちにみに京葉線も強風でよく止まる)

前作が日本アカデミー賞最優
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

5.0

オーストラリア版こっくりさん

ドラックをやるように降霊でハイになり、代償を支払う(バカな)若者たちの話。

ホラー映画だが、若者に蔓延する麻薬問題への風刺のようにも見れた。

実際、重度の麻薬患者は
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

アーニャ版ミッションインポッシブル

シングルでもカップルでもファミリーでも楽しめるクリスマス感を感じられる映画。

それなりの興行収入を得て、劇場版第2弾も決定するだろうが…アーニャの可愛さ面白さだ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

黒柳徹子版『スタンドバイミー』

昭和初期のトットちゃんの実体験を
令和の最新アニメーションで描く。

感動的な内容で美しい映像が続くが、トットちゃんと同年代の子供が観るには難しいだろう。子供が主人公
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

4.0

SFライトノベル版『正欲』

思春期症候群で結ばれたカップルと、
思春期症候群で繋がった家族の話。

正欲もそうだが同じ苦しみを味わったモノ同士が出会い、自分は一人じゃないと気づくまでの話は、コロナ禍
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

英雄か、悪魔か、変人か

ナポレオン=リドリースコット
このナポレオンはリドリースコット本人の投影だろう。でなければ85歳の老体で、時間と金と人(を振り回してまで)映画を作る理由が見当たらない。

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

鬼太郎 エピソード0

搾取される妖怪と、搾取する人間の話。
妖怪よりも人間の強欲の方が、おぞましい話。
ギレルモ・デル・トロ監督に観てもらいたい。

戦後の話をしているように見えるが、格差社会が広が
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正欲(2023年製作の映画)

5.0

少数派の絶望と希望を描いた映画。

だが、この映画の本当の主人公は少数派の人達ではなく稲垣吾郎演じる『普通』側のお父さんだ。

多様性と言えば聞こえは良いが、自分が理解できない世界を理解するのは不可能
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.8

旧ジャニーズ版『39刑法第三九条』
リーガル版『進撃の巨人』

ストーリーは全然違うがメインの二人がエレンとミカサに被って見えて仕方なかった。
北村匠海さんはアルミン(ゲスミン?)か。

判決後に、も
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ゴジラ版『罪と罰』
自分の戦争を終わらせる為に、ゴジラと戦う男の話。

ゴジラは原水爆の象徴だが、本作では戦争そのものの象徴として表現している。ゴジラを倒さない限り戦争は終わらない。

神木隆之介の心
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

とにかくケイコが凛々しく、美しく、カッコいい映画。
ポスターもそうだが、(賞賛の意味で)本当に岸井ゆきのさんが演じてるの?って疑問を抱くくらい別人になっていた。筋肉だけで+8kgも増量し、手話やボクシ
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ドミノ(2023年製作の映画)

5.0

ロドリゲス版世にも奇妙な物語『記憶リセット』
こういうの大好き‼️

ドミノが倒れるシーンがあったが、あれは
実写か?
CGか?
それとも…観客の脳に直接…

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.5

政治家一族版『ゴッドファーザー』
堤真一がマーロンブランド、
中島健人がアルパチーノに見えた。

誘拐劇と言うより記者会見映画。

タイトルから見れば、主人公は堤真一で、
犯人に脅されて記者会見をする
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

SFアクション版『母を訪ねて三千里』

AIを受け入れた東洋諸国と
AIを敵対視する西洋諸国の対立を、
思想、死生観、宗教観を交えて描く。

大友克洋脚本の『メトロポリス』や『AKIRA』の影響も受け
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

現代バイオレンス版『桃太郎』
医者と警官(おじいさんとおばあさん)に拾われたDワシントン(桃太郎)が、地元警察とCIA(猿とキジ)と力を合わせて、マフィア(鬼)と戦う話。

監督が『七人の侍』が大好き
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

カーレース版『ロッキー』

ゲームはタイトルだけ知ってるレベル。
『第9地区』の監督と、話題作になっているので鑑賞。

実話でなかったらツッコミどころ満載の映画だったろう。主人公がプレステでなく、マリ
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.0

(賛辞の意味で)静かで笑えない『下北沢ダイハード』

不倫モノって興味ないけど、評価が高かったのと、出先の近くの映画館で上映していたので鑑賞。

当たりだった。面白かった。
派手な映像や修羅場があるわ
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