このレビューはネタバレを含みます
不器用なケイコの愚直さ、ひたむきさがよく表現されているなと感じた。岸井ゆきのの熱量が伝わってくる。
ケイコの大切な存在となっていた監督、コーチ、ボクシングジムの描かれ方がとても温かかった。同時にそれがなくなる寂しさも感じる。
監督がケイコに帽子をあげるシーン、ジムの閉鎖を謝るシーン、一緒にシャドーをするシーンなどでは2人の間にある言語化できないような繋がりに度々グッきた。
三浦友和が本当に良かった。
そして映像、音がとてもきれい。序盤の松本コーチとのミット打ちのシーンで引き込まれた。
大好きな映画、何回も何回も見る。