ケイコ 目を澄ませての回り道のレビュー・感想・評価

主人公のケイコが全編を通して台詞が「はい」とうぉーって叫び声しかなく言葉で表現出来ないという制約がある中で岸井ゆきのさんの演技が凄い。

ほぼほぼ全編BGMがなく聞こえてくるのはボクシングジムでの練習の音や街の雑踏の音、風や🦆のさえずりなど自然の音で見ているこちらが耳を澄まして集中しないと置いていかれる感覚が映画の原点ぽくて良かった。
エンドロールも余計な曲などが付いてなくて後味良し。

最後ケイコがロードワークに走り出すところでボクシングを続けていくのかな？と希望が見えて良かった。