etohyoshifumi

皇帝のいない八月のetohyoshifumiのレビュー・感想・評価

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)
3.2
自衛官のクーデターものたが、
渡瀬恒彦の主張がチープ過ぎてまったく共感できず、あれだけの部下が賛同するのも不思議。
78年当日は米軍にも5.56mmの機関銃は無かった筈だし、決起部隊の装備は7.62mmの64式小銃だった。
あれだけの装備や弾薬を極秘裏に持ち出すには部隊長や幕僚ぐるみでないと不可能。
ツッコミ所満載で映画の出来栄えとしては低評価。
ラストのオチもザックリし過ぎだし、爆破や銃撃シーンもクライマックスなのにチープ過ぎ。
列車爆破物なら「新幹線大爆破」が100倍面白い、もっとアクション寄りに作った方が映画とし楽しめた。

良い所はキャストがやたら豪華なところか。