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この子は邪悪のhancharのレビュー・感想・評価

この子は邪悪(2022年製作の映画)
3.6
*今回のレビューは私が勉強不足の為勝手に作った言葉が出て来ますがご理解と暖かい目で見守って頂ければ幸いです(笑)。

久し振りの作品初見鑑賞。フィルマークスを始めてコロナによる外出制限が無い中これだけ空いたのは初めてかな。
やはり劇場は良いですね。雰囲気と照明の明るさとこの匂いがw。
前知識無しでサスペンス系劇場鑑賞は何時以来だろう🤔

心理療法室を営む窪司郎(玉木宏)の一家4人が交通事故に合う。幸い全員一命を取り留めたが、司郎は脚に障害が残り、母の繭子は目が覚めない植物状態、顔面に火傷を負ってしまいお年頃なので隠す為スケキヨマスクと『スクリーム』のマスクを足して2で割った様なお面(他にも色んなVer.が有りその日の気分で変えられ〼)を四六時中お面を被っている次女の月[ルナ]、軽傷で済み自分だけ助かったと負い目を感じ心に傷を負った長女の花(南沙良)。そんな事なのでこの二人の娘は不登校中😅‪‪。
司郎は慈善事業として地域の親の虐待から子供を守るシンポジウムに参加しながら家族の[再生]目指す…と聞こえは良いが、司郎が虐待を受ける子供達・家族を守る為とは言えとんでもない事を始める。

冒頭は「普通の人ならこんな事しないだろう」の様な精神病院の患者の様な連発で唖然とした😮。でもこの様は何かに似ている様な…🙄。
母親がそんな状態になり、治療方を調べて行く内に司郎の病院に辿り着いた四井純(なにわ男子/大西流星)。実は5年前に花と遊んだ事がある幼馴染みだった。
最初は純に心を開いてなかった花に純が色々話し掛ける事で仲良くなって行く様は良かった。結果的にお互い名前を呼び捨てで呼び合う仲になってるし😝💗。

[心理療法=催眠術師]なのかと考えさせらる様に描かれているけど果たして実際そんなモノなのかな~🤔。
個人的には1ヶ所謎は残ったけど伏線回収も映像で描かれていて解りやすかった。
終始、花がかって[クビレのプリンセス]と呼ばれた佐野ひなこに終始見えてしまったのは、そろそろ拙者のメガネ👓を新調しろって事なのかなw?(南沙良さんゴメン💦)
モブキャラだと思っていた純のおばあちゃんがオイシイ所を持って行ったーと思ったけど~😱。

観終わった時は「タイトルと内容が合わないパターンか」思ったけど、後日解説を見て納得しました。
てっきりジャケ写の16歳~18歳の女子高生が悪魔に取り憑かれムカつく男子生徒や大人に悪魔の様な😈仕打ちをし現代風の祓魔師(エクソシスト)の玉木宏が対峙する…が描かれた作品かと思った。(発想が厨2ですw)でも、もし「そんな作品観たいですか?」と聞かれたら私は「観たい!」と答えている事でしょう💥🔥(笑)。

エンドロールで流れる本作の主題歌 『ゲスの極み乙女』ですが作品と合って良い音楽だった。川谷絵音がもう少し[オンナ癖]が良ければ…と思うのはダメ親父である私の僻みでしょうか。まぁ作品に“罪”は無いけどね💦。


最後にネタバレになってしまいますが


この司郎がやった技(業)は、本人無参加型のプラス1〇のボディーチェンジ(by『ドラゴンボール』のギニュー隊長)と認識しております(^^ゝ。
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