いめーじ

きさらぎ駅のいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

きさらぎ駅(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

シチュエーションは魅力的だけど、まぁ恐怖シーンのクオリティの低さや後半のゲーム2週目プレイ感が最後までコミカルに感じてしまう。POVパートもあるけど謎の回想フィルターで映像的な魅力は中途半端だったし、それらのゲームっぽさが自分で操作できないストレスを余計に強める。本田望結とのホラーシミュレーションみたいな楽しみ方がいいかもしれない。
おそらく残りが2人になったら出口(と木の棒)が出ると思うので、早く帰るためには駅で虐殺するといいのかも。爺さんダッシュや爆発とか木の棒にしろ、きさらぎ駅を作ったゲームマスターのセンスがメタ的に笑える。
可能性は低いけど車のオジサンも犠牲者だったのかもしれないな〜って考えると殴ったのは残酷だと思えてしまう。
堤が自分だけ助かろうとしたら逆に帰れなくなったのは皮肉で良かった。オチの二転三転が無かったら全然記憶に残らなそう。
エンドロール後は意外性も無く堤がメンバーになってたんだけど、姪が巻き込まれたのは堤を利用した先生への罰みたいなもんだろうし、堤はあっさり脱出して復讐してきそう。ストレートに因果応報を描いていて意外と都市伝説らしさはあった。