タナダユキ監督、永野芽郁、両者にとって最高傑作かと。とくに永野芽郁は、この映画に出た事で、今後、まともな女優になるチャンスをしっかりと掴んだと思います。勝手ですが、松坂桃李がまともな俳優になっていく過程を見たときのような、目撃者感がありました。
自殺した親友の遺骨を奪い、ロックな旅をするヒロイン。素敵でした。チェーンスモーキングが似合う永野芽郁もなかなか。珍しいですが、何気ないシーンで僕は何度か泣きました。
シスターフッド映画としても素晴らしい。大切な人と分かり合えるから側にいるのではなく、分かり合えないからこそ側にいるのかもな。なんとなく、そんな事も考えました。
純粋美少女売りが続く永野ですが、中免持ってたり、車も大型車が好きだったりと、実はそっちの人です。