マリコにはシイノしかいなくて、シイノにはマリコしかいない。
そんな関係性の中でも、マリコはシイノと命を絶つことはしなかった。
男ができて友達より男優先になったり、事あるごとにシイノに助けを求めたり。
そんなマリコがたった一人の友達であるシイノを死の世界へ道連れにしなかったことは、捉え方によっては真の友情にも感じられる。
生と死の異なる世界の中でも、二人はずっと友情関係が続くだろう。続いてほしい。
基本的に淡々と話が進んでいくけど、間の取り方やテンポ感が自分好みだった。
遺骨が鶏肉の骨にしか見えなくて、相方と吹き出しそうになってしまった。すみません。
最後に
永野芽郁ちゃんは可愛いヒロイン役のイメージが強かったけど、全身全霊をかけて演じるシイノがとても良かった。