「もういない人に会うためには生きていなきゃいけない」
マキオのセリフが凄く刺さってしまった。
貴方と一緒に死ぬとかあの人が死んだから自分も死ぬとか、とても耳障りの良いセリフだけど、それはその人の為ではないんだよね。
自分が辛いから死ぬってだけで。
永野芽郁の全力の叫びや奈緒のメンヘラチックな演技には思わず見入ってしまった。
が、やはり窪田正孝がやるマキオにどうも目を奪われる時間だった。
見知らぬヤンキー気質な女性を無条件で助ける底抜けに良い人でも、岬で自殺を図るくらい辛い事があったんだなぁとか。私の中ではとにかくマキオが主人公な映画になってしまった…笑
それはそれで面白みがあったし、マリコとシイノの少し歪んだ関係性も見甲斐があった！ちょいちょい笑いどころもあって面白い映画だったと思う！
